古/いにしえの面影       其の四百拾九

怪しい親父輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

 撮影日  2007年07月22日 月曜日
京都伏見区深草大亀谷(古御香宮)
京都市内の伏見区から
宇治川方面に抜ける街道沿いの
深草大亀谷に豊臣秀吉が伏見城築城の鬼門として
御香宮を移したと伝えられており
隣接に桓武天皇柏原陵の内定地だったことも有る。
この陵墓伝説地を守る為に移したとも…

後に徳川家康が、
もう一度現在の場所に移したとか。
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)
変わるものと変わらんもの〜
いつまで知った景色があるのやら。。

伏見街道の
直違橋近くを
東に取ると。。

※街道の気配が〜

宇治六地蔵方面への抜け道
大津道沿いに
大亀谷が有ります。
元はオオカミが訛っての大亀だったとか…
この街道の北側には明智光秀が
三日天下で討たれた有名な
小栗巣街道が走っています。

街道沿いに鬱蒼とした森の入り口に
御旅所の文字が刻まれた灯篭が。。

※坂道を登っていくと〜
鳥居が有ります。

鳥居に注連縄も。。

※小さな社殿なんですが。。
云われは伏見桃山時代まで遡るとか。。

社殿内に浪花型木造狛犬が



社殿は小さめ



手水鉢なんですが
ここの水も名水なんでしょうか?

街道から登ってくる道は
良い風が吹き抜け
雰囲気が良いです。

※参道横に有った
陸軍省境界石

ここから京都市内を望む〜
左側に京都タワーも見える。
手前の農林省の建物向こうに
陸軍の射撃場址が有る。

※地蔵様も。。

八科峠(やしな)から
宇治六地蔵方面を望む。
峠の茶屋にお亀と言う美女が
居たから大亀谷との説もある。。

※車石(荷車用の敷石も有ったんですね)


峠付近から西へ行くと
伏見桃山御陵の北側に出られます。

峠会館近くの御家。
入らせてもらいたいなぁ〜と…

※黄檗宗の仏国寺の近く〜

峠の化粧地蔵さん

※ええですなぁ〜

煙抜きの有る
感じの良い家屋。。

※街道を振り向くと
時代が見えますか??
いつもの通り
街道と町並みと〜信仰、
産業と人の営み。
頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら〜
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